貧乏はもはや罪である。貧乏人は子供を産むべきではない
嫁とよく「貧乏は罪だよね」という話をする。
私の考えとしては、お金と言うのは努力次第でどうにでもなることだから、努力もしないお金も無い人間が子供を産んだりすることが少なからず許せない。
嫁の考えとしては、自分が行きたい大学にお金が無いという理由で行けなかったから親を怨んで「貧乏は罪」だと言う。
貧乏人が子供を産むとこうなる
嫁は比較的勉強ができる。
本人談だからどこまで本当か知らないが、中学の時は5教科で450点は当たり前に取っていて、高校も県内で3番目くらいの高校に入った(みたい)。
そんな嫁だが、高校に入ってからもその勉強の力は衰えずクラスでも3本の指に入るくらい。
進学校であるからほぼ100%の人間がどこかしらの有名な大学に行くことになっているらしく、嫁自身もそうなると信じていた。
しかし、次々と産まれる弟と妹。
その数自身も入れて6人。父親はサラリーマンで母親は専業主婦。
「この家庭で大学に行けるお金が出せるのか?」
そう思いながら臨んだ三者面談。
母親が「経済的に厳しいから大学には行かせません。」
家に帰ってからそのことで両親と口論になり父親からは「女が大学に行っても・・」と暴言を吐かれる。
それ以降彼女は半年以上学校に行かずに勉強も遅れ、いつの間にか落第生の烙印を押される羽目に。
それもこれもすべてお金が無いのに子供を何人も産んだからだと彼女は思い、私と結婚してからも「貧乏は罪」とよく言うようになった。
今でこそ人並みの生活をしているから両親とも形上仲良くはしているが、何となく引きづっている部分はある。
子供が本気でやりたいと思うことをさせてあげられない。
子供の面倒を最後まで見てあげられないような金の無い人間が子供を産むというのはこういうことがあるから嫌悪感で心がいっぱいになる。
貧乏は子供に遺伝する
貧乏というのは遺伝すると思っている。
貧乏人が頑張って子供を大学に行かせたとして、その子供が良い企業に就職できても小さい時の辛い経験を思い出し、金遣いが荒くなったりどこか荒んでいたりする。
いくら高い給料を貰おうが金遣いが荒ければ金持ちとは言えず、その習慣が簡単に無くなることは決してない。
そして、そいつが子供を産んで育てていけばその子供も自然と金遣いの荒い大人になり・・・というのが繰り返される。
逃れられない宿命とばかりに。
お金も人生も計画的にね
お金が無くて苦労するのが自分だけだったら自分の責任だから別に構わない。
勝手に苦労でも借金でもしたら良いさ。
だけど、その苦労を子供にまでさせる必要はないでしょ。
欲しい物全てを与えろとは言わない。むしろその方が成長に悪影響をもたらす可能性の方が高いから。
最低限、人並みに生きられるだけの経済力があって初めて子供を産むべきだと私は思っている。
子供は親を選べないのに、子供にまで貧乏を押し付けるのはもはや罪である。